タイトル:FREEDOM!!
こんにちは。
Web集客コンサルタントの億トル子です。
「女子力たか~い♪」
カフェで仕事中、後方にいたJK達の輪から聞こえてきた。
どうやら、最新コスメを買ったらしい。
だいたい、女子力の定義はなんだ?
Wikiで調べてみた。
「女子力(じょしりょく 英語: Joshiryoku)は、輝いた生き方をしている女子(一部の男子)が持つ力であり、
自らの生き方や自らの綺麗さや戦闘力、センスの良さを目立たせて自身の存在を示す。
男性からチヤホヤされる力。主に料理ができたり、化粧能力が高い女子のことを指す。」
・・・皮肉やんけ。
この文章からすると、私は女子力がないということになる。
覚えているだろうか?
「〇〇の品格」が一時期流行っていたころに、
元官僚で昭和女子大理事長だった坂東 眞理子氏が書いた
「女性の品格」という本を。
書いてある内容としては
「女性」にとどまらず、日本人として身に着けたい立ち居振る舞いや
最低限、身につけておいてほしい礼節の話だ。
私はフェミニストではない。
『女性』という旗を振り回して、権利を!解放を!と叫ぶつもりもない。
辛辣な意見も気に入らなければ右から左に流してくれぃ。
なぜ、「女性」とくくるのだろうか?
日本人の品格でいいじゃないか。
中身はというと、
うなずける内容も多いのは事実。
マナーや話し方なんぞは、改めるべきだなと思わせるところもあるのだが
・得意料理をもつ
・花の名前を知っている
・古典を読む趣味を持つ
・思い出の品を大事にする
・髪の手入れ、お化粧の基本
・・・解せない。
一個人が描いている日本女性の理想像?と思えるのだが。
「女性らしい」
私の嫌いなことばの一つだ。
以前にも書いたように思うが、これが身体のつくりの違いについてならば
全然問題にもしないのだが、思考・志向だったり生活スタイルだったら、
どこからどこまでが女性らしくて、どこからどこまでが男性らしいのだろうか?
女だろうが男だろうが、個の持つ性質を尊重し、理解しあい
自分の考える型にはめようとせず、認め合えたなら
「女子力」なんていう言葉もこんなに広まることもなかったのではないだろうか?
すっぴんで、顔を洗うのも固形石鹸、無駄なものを片っ端に捨てていくような断捨離さんが
生きやすい世の中になってくれた時は、心の底からFREEDOM!と叫ぼう。