タイトル:ビジネスチャンスの可能性?
こんにちは。
Web集客コンサルタントの億トル子です。
これは、誰しもがかかわってくる、一番ホットな話題じゃないだろうか。
あなたが日本国民で、ものを買う機会のある大人であれば
絶対に避けられないであろう、消費税の話。
そう、10月から施工される「軽減税率」。
以前から騒がれている割には、その対応が後手後手だ。
キャッシュレジスター業者ははっきり「間に合いません」と
白旗振っているくらいだから相当混乱するに違いない。
そもそも、軽減税率ってなんだ?
Web上でみつけた説明書きには、
「10月1日の消費税引き上げと同時に行われる税制制度で、
食料品等、生活必需品が8%
それ以外のものは10%の消費税が発生する。
増税によって、とくに低所得者層の経済的負担軽減を目的としている。」とある。
・・・これがまたややこしいから大騒ぎになっている。
すでに耳にしているだろうが、
例えばカフェでコーヒーを注文する際、「店内でお召し上がりでしょうか?」に
YESと答えると10%、「テイクアウトです。」と伝えると8%の税率になる。
同じ商品なのに、だ。
判断はあくまでも消費者の申告にゆだねられる。
「半分は店内、あと半分は家で飲みます。」なんて
アホオーダーも増えて煩雑化し、ちょっとウソついて安く済まそうと
する輩なんぞも出て、店側としてはてんてこ舞いになりかねない。
さらに、組織的に「脱税」をする企業なんかも出ないとも限らない。
現状ただただ心配になるばかりで、制度のメリットが感じられない。
つい2か月前だったか?
銀座マロニエ通りにある「スターバックス」が
リニューアル工事に入り、たまに利用していた私はちょっと困った。
いつ工事が終わるのか、週1で前を通るので、
工事状況をつぶさに見てきたのだが
つい最近、窓に貼られたシールをみて驚いた。
「1F to go 」「2F For Here」と書かれていた。
と、いうことは1階はテークアウト専門のカウンターになるわけだ。
しかも9月にオープンということを考えると
絶対に、軽減税率対策だ。
そう思っていたら昨日、ネットニュースに
「スタバ新業態はフードメニューが充実…」という記事が。
1階は持ち帰り専門にして店舗運営をスムーズに。
2階はゆっくり食事ができるよう、フードメニューも充実し、
座席のオンライン予約システムまで導入したそうだ。
さすがだ、スタバ!デメリットと思えることを逆手にとって
ブランドイメージを高める新業態を打ち出してきた。
「人の「困った」は、商機」という。
逆風も逆らわずにくるっと背中を向ければ強い追い風となる。
変化にすぐに対応できるような柔軟な思考も必要だ。
もしかするとこれは、ビジネスチャンスかもしれない。