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お題:好きな映画

タイトル:四角い大きな顔が忘れられない!

こんにちは。
Web集客コンサルタントの億トル子です。

 

映画・・・
最近全く見てないなぁ〜。

 

昔と違って今は、NetflixやAmazonPrimeなどで
手軽に家で映画を見ることができる。

 

もちろん、レンタルDVDという手もある。

 

でも、せっかく映画を見るなら映画館の
大きなスクリーンでドップリとその世界に浸かる!

 

これが映画を見る醍醐味だと思う。

 

あ〜、最近映画館にも足を運んでないなぁ〜。

 

私が初めて映画館で見た映画は、
忘れもしない「東映まんが祭り」だった。

 

いつもTVで見ている「まんが」の
(あの頃はアニメという言葉はなかったはず・・・)
特別版を複数まとめて上映されるのが
「東映まんが祭り」だ。

 

初めて映画館に連れていってもらったのは
多分幼稚園の年長さんの頃だったと思う。

 

TVでは曜日ごとに放映されているまんがを
一気に見ることができた私は大興奮!

 

一瞬で東映まんが祭りの虜になってしまったのである。

 

それ以来、小学校4年くらいまで
夏休みと冬休みは欠かさず「東映まんが祭り」を
見るために映画館に足を運んでいた。

 

2年生の冬休みのある日・・・
珍しく母方の祖父から
「トル子、一緒に映画を見に行こう!」
と誘われたことがあった。

 

「冬休み+映画」と言えば・・・
もちろん「東映まんが祭り」に間違いない!!!

 

というか、当時の私は「映画=東映まんが祭り」
だったのだから!

 

なので、祖父の誘いに2つ返事で
「行く行く、トル子、おじいちゃんと映画に行く〜!」
と、超〜ノリノリで祖父と一緒に映画館へ向かった。

 

でも、祖父に連れていかれた映画館で上映
されていたのは・・・

・・・

・・・

・・・

「東映まんが祭り」ではなく
「男はつらいよ」だったのである!!!

 

そう、フーテンの寅さん!爆

 

「おじいちゃん、話が違うよ〜!」
と、心で叫びながらも、どうすることもできず
祖父の隣の席で半分ふて腐れながら
「男はつらいよ」を鑑賞・・・。

 

「なんじゃ、この四角いでかい顔のおっさんは!」

 

と、思いつつも・・・
さすがは天下の山田洋次監督!
小2女子の笑いのツボをガッツリ押さえた!!!

 

映画の終盤には、私はドップリと
「寅さんワールド」に引き込まれていたのである。

 

寅さんの自由なライフスタイルに
私は心から共感し、憧れを抱いてしまった!

 

私のおじは、会社員や自営業のごく普通の人
ばかりだったので、寅さんのような破天荒な
おじがいる満男が羨ましくなった。

 

映画館の帰り道、祖父が私に
「トル子、寅さん、おもしろかっただろ?」
と話しかけた。

 

「うん、すっごく面白かった!
おじいちゃん、ありがとう。」

 

そう答えると、祖父は満足気な笑顔で
うなずいていた。

「私生まれも育ちも葛飾柴又です
帝釈天で産湯を使い
姓は車 名は寅次郎
人呼んで フーテンの寅と発します」

 

という口上を祖父に教えてもらい
自信満々で両親の前で披露した時の
微妙な笑い顔が今でも忘れられない。

 

それから数年、年末になると
祖父と一緒に映画館へ
寅さんの新作を見るために足を運んだ。

 

だが、私が中学生になる頃には
祖父の体調不良のため
この習慣はなくなってしまった。

 

今、まさに世間はお盆真っ最中・・・。
祖父のことを思い出しながら
寅さんのDVD、借りて見ようかな。

 

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