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お題:初めて就職した会社での出来事

タイトル:フレッシュバッタ

こんにちは。
Web集客コンサルタントの億トル子です。

就職氷河期
卒業までに就職が決まってない友人続出。

そんな中、大きな会社ではなかったが
なんとか内定が決まったIT会社に
食らいついて行かなきゃ路頭に迷うと危機感をもつ。

何が何でもこのチャンスはがっちりつかんでおかなくては!
そう思って入社式の日を迎えた。

同期は4人。
まずは研修期間ということで、同じ部署に配属。

与えられた仕事は「監視業務」

ザックリ説明すると
サーバーや周辺機器が正常に稼働しているかを
監視するお仕事。

学生時代はバイトに明け暮れて
それなりに仕事に対する姿勢を評価されてきた私にとっては
もっとバリバリ働きたくて
「飽き」がすぐにきた・・・

つまんねぇ~。

「アイティー」という言葉から連想する
近未来の素敵な響きは職場にはなく
むっさいおじさん達が
無精ひげはやしながら、無言でかちゃかちゃ
キーボードを叩いている環境も
自分のイメージと乖離。

・・・していたのだが、
入社3日後には
おおよそ会社員とは思えない
Tシャツにジーンズとカジュアルな恰好で通勤するほど慣れる。
むさいおじさん達と同化。

ある日、
上司が「明日、取引先に君ら新人を紹介するつもりなので
各自忘れずスケジュールに入れておくように」と言われた。

OK。頭にインプットしたよ。
明日、10:00に会社を出て取引先を訪問するのだな。

そして当日。
出社して気づいた。
同期は全員「スーツ」着用。
やばい・・・服装についてはすっかり頭から抜けていた。

私・・・Tシャツにミニスカート(゚Д゚;)

しかもだ、その日に限って

頭の先からつま先まで
「真緑」 ALL GREEN!!!!
バッタかカマキリか?
そんな感じ。

帰宅して着替える時間はない。
近くの洋品店で至急なにかを買いに行くか?
うーん、うーん、と考えてる間に

「さ、出ますよ。」と声がかかる。
真緑のまま集合したら
上司の顔がゆがんだ・・・

現地到着時、すぐに同期の陰に隠れたが
事務所内では保護色になるどころか
さっそく取引先担当者の目にとまり
「フレッシュですね~。さわやかなミントのよう」
と嫌味を言われる始末。

以来、
暑かろうが寒かろうが、いつ何時でもスーツ着用で
出社する癖がついたのだった。

 

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